天の地震防災対策室-震災発生直後の対応

天の地震防災対策室

震災発生直後の対応-その瞬間あなたの行動が運命を決める。

                               みんなで地震防災対策を推進しよう。

地震が来た!あなたの初動動作が運命を決める!
どうするべきかを考察します。

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  ⇒震災が発生した場合Gur.2


ISO14001対策室


⇒家にいる時に発生した場合
⇒釣りをしている時に震災級地震が発生した場合
⇒釣りをしている時に震災級地震が発生した場合(物語風)
  家にいる時に発生した場合
事前準備
1.玄関には必ず履物(まず履くのはサンダルがベスト、靴は履くのに時間がかかるので、でも靴は後々必ず必要ですので、必ず出せるようにしておいて下さい。底厚の靴がベストです。サンダルは必ず外向きに向ける癖を付けましょう。)を準備しておく。まくらもと、またはドアの前、に常にきれいなサンダル等を用意しておくのがベストです。
2.避難用バッグを玄関の近くに設置しておく(又は普段自分のいる部屋の近くの出れる場所)。
3.家具等の固定は基本です。テレビが飛んできますよ。脱出ルートの物を優先的に固定して下さい。
4.普段から脱出ルートを確認しておく事が重要です。揺れる中、ココに手を添えながら歩く、絶対に慌てない
(これが難しいんですね。普段からのイメージトレーニングが大切です)。
5.家や借家等の耐震性にもよりますが、古い家などなら脱出することが最優先となるので、火を消すなどの作業は辞めたほうが良いです。
6.前後左右から塀や壁、家が崩れても安全な場所を探しておき、まずそこに避難しましょう。そんな所がないという人には、安全な場所を作りましょう。鉄パイプを四角又は大きな三角に組みその中に避難しましょう。詳しい作り方については後ほどUPします。
 これで、第一段階の脱出は完了です。
 まずは安全の確保です。どのように確保したらいいか。
1.ドアを開ける。
2.子供、女性を先に外に出す(必ず履物を履く。履物は後々の事を考えるとできるだけ多くあった方が良いので外に保管してある場合は良いのですが、無い場合は近くの靴を外に投げましょう。
3.避難用バッグを持つ、又は外に投げる。
4.外に避難する。予め見つけておいた安全な場所にね。→脱出完了。
5.後、災害救助等も記載しますが、非難時など絶対に怪我をしてはいけない部分があります。それは手の平と足の裏です。手の平を怪我すると、手を使えません。足の裏を怪我すると歩けなくなるので、特に注意が必要です。
  釣りをしている時に震災級地震が発生した場合
事前準備
1.携帯ラジオ
 揺れた時に情報を聞く為に必要です。情報が流れていればですが。
2.ライト(夜釣りで無くとも)
 避難途中で夜になった場合、必要です。
3.最低1日分の食料と飲料水(車に積んでおけば良いですね。)
 歩いて避難する場合、長時間になる可能性があるので必要です。
4.ロープ(20m程)
 渡るのが難しいような場所等で必要になるかも。
5.笛
 もし遭難したときに必要です。
6.方位磁石(やりすぎかな?)
 津波等から逃げる際、山奥などに入った時にあれば心強いですね。
1.釣りをしている時に揺れを感じたらすぐにラジオを付けましょう。
 ラジオが無い場合は揺れが長いか短いか。又は立て揺れ(突き上げるような揺れ)か横揺れ(ユラユラとあまり大きくない揺れでも要注意)かで判断して下さい。ユラユラ揺れであれば津波の可能性があります。ラジオで情報を聞きながら、道具などほっといて直ぐに避難しましょう。津波は時速数百キロで来る可能性があるので、来てから逃げるでは間に合いません。
2.津波のくる可能性があれば出来るだけ遠くか高い場所へ避難して下さい。予め、自分が行く釣り場からどう避難すれば良いか、考えておいて下さい。国がやっている津波避難施設の整理はまだまだ時間がかかりそうですしね。
3.道具を持って帰ろうとか考えてはいけません。基本的に釣り道具を置いていてもそう簡単には取られませんよ。たぶん。2日も3日も放置していると、取られるでしょうけど。自分の命、家族の命が一番大切ですから。
4.余裕があるようでしたら、周りの人にも知らせましょう。
5.避難する場合は、橋の確認が必要です。橋が残っていれば問題ありませんが、倒壊している可能性がある場合は、鉄橋などが良いのでは?調べてみなければなりませんが、鉄橋は思い鉄道を通すためにかなり頑丈だと思います。位置を確認しておきましょう。
6.避難している時に沢山出くわすであろう、被災した人の救出をするか否かが大きなポイントになるかと思います。自分の家族を思うなら、このような非常事態ですので、振り切る勇気も必要かと思います。その場合は絶対に後悔をしないように日頃から考える必要があります。
7.後は自分を信じて、帰り付けるか頑張りましょう。
  釣りをしている時に震災級地震が発生した場合(物語風)
 河馬君がある日砂浜で投げ釣りをしていました。時間は早朝6:30、某月某日、気温25度
河馬君今日は爆釣です。すでにキスを60匹釣っています。尺キスは釣れていませんが、天ぷらにちょうど良いサイズが釣れています。安物タックルで良く釣れています。クーラーボックスは氷と釣り道具とキスで結構な重量となっています。
 河馬君の約10mとなりで釣りで知り合った他人の風呂さんがすでに100匹以上のキスを釣っています。風呂さんは高額なタックルを使用しています。
「いや〜河馬君どうかね。釣れとるか?」風呂さんがタバコを吹かしながら話しかけてきます。
「まあまあ釣れてますよ」河馬君禁煙中のため、少し不機嫌に返事をします。
「風呂さんは釣れてます?」
「う〜ん100匹位かな、もうちょっと数釣りたいな」自慢げに話す風呂さん。
「すごいじゃないですか。俺は60匹位ですよ。」少しむかつきながらも謙遜する河馬君。
「へえ、釣れてるジャン」少し鼻にかけて答える風呂さん。
「さあ、第二ラウンドだ。」タバコを砂浜で踏み消し釣り再開の風呂さん。
(タバコ、捨てるなよ!!)禁煙中で不機嫌な河馬君。
その時でした。ぐらぐら、ぐわんぐわん、グワ〜ングワ〜ン、大地が揺れます。凄い揺れです。
慌てて携帯ラジオのスイッチを入れる河馬君。おしり餅を付く風呂さん。
河馬君は四つんばいでラジオを聴きますが、ラジオも混乱状態、正確な情報は得られません。しかし河馬君、この揺れはプレート型地震と判断。とても大きな揺れなので、釣り道具はほっとき避難することに。
「風呂さん早く避難したほうが良いですよ。津波が来るかも知れませんよ。」風呂さんに避難を呼びかける河馬君。しかし風呂さんは慌てて釣り道具を終おうとしています。
「風呂さん早く!!」河馬君は叫びますが、風呂さんは釣り道具をしまうのに必死です。
この間、約2分、まだ大きな揺れは続いています。河馬君はしかたなく自分だけ非難です。「家族の元に帰らなければ」思いはそれだけです。四つんばいで獣のように揺れの中を走る河馬君。河馬君は四つんばいで走ることは恥ずかしいですが、揺れの中早く移動するためには、これが一番なので、恥も外聞も捨て必死で走ります
ようやく車まで辿り着きます。そのころは揺れも収まっています。
目の前の鉄工所が不自然な形に傾いています。電柱も中には傾き、中には倒れています。
「津波が来る。」河馬君は自分の家がある場所は津波の被害は大丈夫な場所です。家族が生きていることを信じて河馬君、津波の被害を避けるための行動を開始します。       明日へ続く
 車のエンジンをかけとにかく内陸を目指します。橋、高架をさけてどんどん内陸に進む。
進む途中で助けを求める声や悲鳴、叫び声、それらの声を振り払い走り続ける河馬君、ですが車が進まなくなりました。乗り捨てられた車によって道が塞がれています。
車を邪魔にならない道路脇に止めて施錠する河馬君。(後で取りに来れるなら取りにくる予定)
 現在海岸より約3キロのところを歩き出す河馬君。歩いている状態では助けを求める声を無視ですことができない。さあ、どうする河馬君。                   明日へ続く
 瓦礫の下敷きになっているひと、崩れた家の前で叫び続ける人、色々な被災者が泣き叫んでいます。その中で家の壁の下敷きになった人を必死で助けようとしている男性の下に駆けつけます。
「手を貸しましょう。」と河馬君が声をかける。
「御願いします。」男性が助けようとする手を休めずに答えます。
河馬君は、てこに使う棒を探しますが、中々ありません。やっとのことで、下敷きになっている近くに崩れた家の破片の棒切れを見つけてこの原理で、家の壁を持ち上げようとしますが、ビクともしません。
「だめだ、ビクともしない。もっと人を集めなければ、人を集めよう。」男に向かって叫ぶ河馬君が叫びますが、男は絶望的な表情で、力なく横たわる女性の顔をさすっています。河馬君は一人で人を集めに行きます。
「誰か、助けてください。人が下敷きになっているんです。ですが、見る人見る人、絶望で力をなくしている人、逆に助けを求める人、家族の体からの出血を必死で止めようとしている人、その時分かりました。家族を助けるのは家族しかいない。家族を自分の家族を助けなければ、河馬君家に向かって走り出します。ここから家までは約10km、高校の時は約45分くらいで走れた距離です。しかし今は31歳、45分も走れるはずがありません。日頃から筋肉トレーニングをやってはいますが、持久力となると自信はありません。少し遅めのペースで途中で走れなくならないように急ぎ家へと向かいます。今住んでいるアパートは崩れていないと願いながら。
 しかし町はひどい状態です。その中を何も聞こえないように、聞こえない振りをしながら走り続けます。必死で走るうち、遠くで人々の悲鳴が聞こえてきます。すごい遠くから大勢の悲鳴です。
「しまった。津波だ」そうです。河馬君は必死で家族の元に返ることに集中しすぎたため、津波の事をすっかり忘れていました。しかし河馬君がいる場所は海から6km以上はなれたところです。幸いにして河馬君がいるところまでは津波はきませんでした。しかし河馬君の脳裏には嫌な推測が浮かびます。かなり内陸に来ているとはいえ、渡れるか?もし橋が壊れていたらどうする。河馬君が川に出たところ案の定、橋は崩れています。そして、川に津波が流れ込み、とても渡れそうにありません。河馬君渡れるところはないか、少し上流にJRの鉄橋があります。鉄橋は崩れていません。線路に入れるところまで、戻り鉄橋を渡ります。他にも沢山の人が渡っています。河馬君は高所恐怖症ですが、何とか渡りきりました。このまま、線路の上を走ります。途中、車両1台の電車が横たわっています。その車両の外には沢山の血を流す人や動かない人、泣きつかれたのか呆然とする人が多数います。助けを求める人がいないのは、おそらく他に助けを求めにいったためでしょう。そうですこの時点で地震発生から、1時間半たっています。急がなければ・・・

【ちょっと一息。こんなに長くなって誰か読んでくれるのでしょうか?】
と、言うことで、家にワープします。

やっとのことで家に辿り着いた河馬君・・・・目に飛び込んできた光景は・・・・・       
                                  
そびえたつ我がおんぼろアパート。
「やはり、管理人が言っていたことは本当だったのか?」
以前我がアパートの2棟の内、1棟が火事になったとき、管理人がこう言っていた「内のアパートは火事になっても隣の部屋へ被害が行かないように作ってあるんや」と、結局壊すことになったのですが、となりのおっさんが「壊すとこ見とったが、しっかり作ってあるわ」と、建屋の形も地震に強い形(間取り)でしたので、大丈夫との思いはあった、それが現実となった。大丈夫だった。
 「おとうさん」比較的元気な嫁の顔が視野に入り駆けてきます。子供も一緒です。
「よかった。おとうさん、大丈夫やった。」嫁が目から大量の涙を流しながら言います。ものすごく心配していたのでしょう。そしてこれからの生活に対する安心感から一気に涙が出たのでしょう。
 しかしこれからが辛い避難生活の開始です。         避難生活に続く